【アロマテラピー検定】主婦が独学で1級合格!実際に受けてみた感想は?
この記事では、アロマテラピー検定1級を独学で受けた筆者の体験談を紹介しています。
追記:2023年5月14日に受験済み。一発で合格することができました。
アロマが好きな一般の主婦ですが、資格講座には通わず、独学で受験することを選択。実際に受けてみて感じたことや、検定にチャレンジしようと思った理由を紹介します。
今後、独学で受けようか迷われている方の参考になれば幸いです。
※この記事は、第48回アロマテラピー検定1級を受けた時の体験談です。今後、試験方法や内容など変わることがあります。
アロマテラピー検定1級合格!独学で挑んだ感想
筆者は、2023年5月14日(第48回)のアロマテラピー検定1級を受験。独学ながら一発で合格することができました。
そこで、検定を受けて感じたことをお伝えしたいと思います。
- 難易度はかんたん
- 香りテストは緊張する
- 試験時間が余る可能性大
- その場で合否が分かる
- 試験当日は早めに準備しておく
①難易度はかんたん
試験問題の難易度は、想像以上にかんたんに感じました。
試験の傾向としては、公式問題集をやっていれば解ける問いが多かったです。逆に言えば、ある程度勉強は必須と言えます。
ただ、1級の合格率は約90%。
1級だからと言ってそこまで身構える必要はなく、アロマの知識がない方でも独学で十分合格を目指せると思います。
②香りテストは緊張する
香りテストはとにかく緊張しました。
試験問題の中に、精油の香りを嗅いで解答する問いが数問あるのですが、ド緊張・・・。
独学だったため、香りテストを想定した練習問題ができず、本番で答えられるのか不安でした。
ただ、香りテストに向けた対策方法はあるので、本番で緊張しても大丈夫。(最低限必要な教材で紹介)
気持ちを落ち着かせて香りテストと向き合えば、そこまで難しくないです。
③試験時間が余る可能性大
試験時間は余裕がありました。
1級の試験時間は35分。全部で70問あるので、1問30秒以内に答えなければなりません。
- 試験時間:35分
- 問題数:70問
- 1問にかけられる時間:30秒以内
・・・が、インターネットの選択式でサクサク答えていけるため、意外と時間に余裕があり、筆者は約15分で全部の解答を終えることができました。
決して筆者がすごいわけではなく、練習問題で見かけたような問いが多かったためです。おかげでつまづくポイントが少なく、余裕をもって試験時間を使うことができました。
また、最後に見直しもできるので、不安な設問も安心して見直せます◎
④その場で合否が分かる
解答を提出後(または試験終了後)、その場で合否が分かります。
ただ、自分が何点だったのかは教えてもらえません。それでも合否の結果がすぐに分かるのは、ありがたいですね。
ちなみに、合格の認定書は後日自宅に届きます。
⑤試験当日は早めに準備しておく
試験当日は、早めに試験の準備をおすすめします。
個人的なアドバイスにはなるのですが、試験を受けられる時間が短いため、当日インターネット回線や機械トラブルがあると焦ります。
筆者はPCの予期せぬ再起動により、受付時間ギリギリで試験に間に合いました・・・。
- 試験受付時間:14時~14時20分
- 実際に受け始めた時間:14時19分
こんなスリリングな体験をしてほしくないため、試験当日は時間に余裕をもってPCを立ち上げておく、スマホの動作を確認しておく等々、早め早めの行動が安心です。
公式では、有線接続したPCでの受験を推奨しています。それ以外にもスマートフォン、タブレットからの受験も可能です。
アロマテラピー検定1級を受験したきっかけは?
そもそも「なぜ、アロマテラピー検定1級を受験しようと思ったのか」きっかけを紹介します。
- アロマの香りが好き
- アロマをもっと暮らしに取り入れたい
- ブログでアロマを発信していきたい
①アロマの香りが好き
1つ目は、アロマの香りがとにかく好きだということ。
アロマテラピーで使われる精油(エッセンシャルオイル)は、植物の香り成分のみを取り出した100%天然由来。
香水よりもナチュラルな香りが多く、日常使いしやすいところが筆者のお気に入りです。
「他にはどんな香りがあるのだろう?」
「色んな香りを試してみたい・・・!」
気が付けばアロマの世界にどっぷりハマり、ネットで調べていくうちにアロマテラピー検定の存在を知ることとなりました。
②アロマをもっと暮らしに取り入れたい
2つ目は、アロマをもっと日常的に活用したいということ。
アロマを始めたばかりの頃は、「好きな香りをディフューザーに垂らして香りを楽しむ」に満足していました。
ただ、本やネットで調べてみると、アロマのはたらきは想像以上に奥が深いことを知ります。
- 心と体をすこやかに整える(リラックス作用、ホルモン調節、自律神経を整える…など)
- 美容に役立つ(スキンケアなど)
- 掃除に役立つ(臭い・菌対策など)
- 虫よけ
- 風邪予防
アロマで使う「精油」には1つ1つ効能があり、悩みに合わせて取り入れることで解消に繋がることもあるようなのです。
しかし、いざ活用するにも正しく活用できる知識が必須。そこで、アロマについて徹底的に学ぼうと決めました。
あわせて、「せっかく勉強するなら、身についた証としてアロマテラピー検定を受験してもいいんじゃない?」と思い、検定も受けることにしました。
③ブログでアロマを発信していきたい
3つ目は、ブログなどのSNSでアロマを発信していきたいということ。
当ブログは、「筆者の体験談・アイディアをもとに、アロマに興味のある方やアロマを始めたばかりの方が参考にしたくなるサイト」を目指しています。
そのためには筆者自身もアロマの知識を身に着け、正しく伝える責任があります。
まずはアロマを徹底的に学び、その証としてアロマテラピー検定も取得。
その後は、アロマに関する本をたくさん読んで体験し、ブログで還元していけたらいいな…!と考えています。
ちなみに、これまで筆者が読んだなかで「これは良本・・・!」と思ったアロマテラピー本は以下で紹介しています。
▼アロマ初心者におすすめの本
アロマテラピー検定1級を独学受験した「3つの理由」
では、なぜ「独学でアロマテラピー検定1級を受けよう」と決めたのか、理由は3つ。
- 高い合格率
- 費用を安く抑えられる
- 自分のペースで勉強できる
①高い合格率
1つ目は合格率が高い点。
アロマテラピー検定の合格率はおよそ90%(合格基準正答率は80%)と言われています。
1級:およそ90%
2級:およそ90%
*アロマテラピー検定公式テキスト1級・2級(2020年6月 改訂版)より
例えば日本化粧品検定の合格率は約60%なので、それに比べるとグッと高いのが分かります。
だからと言って油断はできないのですが、「ただの主婦でも勉強すれば合格目指せる!」と思えたのが正直なところ…。
また、解答方法も選択式。
4択の中から答えを選ぶため、難易度は低めです。
▼問題数
- 1級:70問
- 2級:55問
▼解答方法
- 選択解答式
ただ、1級の問題数は70問あるので試験対策は必須。
アロマについてあまり知識がない方であれば、余裕をもって勉強する必要があります。
ちなみに、コロナの影響を受けて数年前からインターネット受験に。自宅から受験できるため、とっても便利です。
②費用を安く抑えられる
2つ目は、資格取得にかかる費用を抑えられる点。
アロマテラピー検定の試験対策を「ユーキャン」で受講した場合、約5~6万円。
独学の場合は、テキスト代などと受験費用合わせて約2万円と半分以上の節約ができるのです。
- スクール・講座:約5~6万円
- 独学:約2万円
もちろん、スクールや講座を利用するメリットもたくさん。
特に通信講座最大手「ユーキャン」は、暮らしにアロマを取り入れながら自宅で楽しく学べる人気の講座。
試験対策はもちろん、オリジナルのコスメやバスグッズなども作れるため、アロマ初心者の評判も上々です。
▼ユーキャン「アロマテラピー検定講座」評判口コミはこちら
実は、ユーキャンも非常に魅力的で申し込もうか非常に迷ったのですが、最終的に独学を選びました。
実践しながら楽しく学ぶなら「通信講座」を、なるべく費用を抑えて受験したい場合は「独学」がおすすめです。
③自分のペースで勉強できる
3つ目は、独学であれば自分のやり方・ペースで勉強できる点。
資格対策のスクールに通う場合、時間を作ったり、何度も通ったり…と大変。特に働いている方であれば時間も限られ、面倒だったりします。
それを踏まえると、独学は最強。
好きな時に、場所を選ばす勉強できるため、自分のやりたいように進められます。
「仕事や家事、育児に追われていると、勉強時間の確保が大変…」という方でも、無理のないペースを決めれば、独学であっても続けやすいです。
ちなみに、筆者の勉強ルーティンは以下の通り。
- 対策期間:2カ月間
- 1日の勉強時間:30分(試験日1週間前は1時間)
- 約束事:疲れていても5分はテキストを読む
どんなに立派な目標を立てても、できない日があった場合は罪悪感が残ります。
結果、サボった自分を責めたり、資格に対してやる気を失ったりしやすいため、無理なく達成できる目標を立てるのがおすすめです。
独学で挑む場合は、自分のライフスタイルに合わせてコツコツ続けることが大事だなあと感じています。
独学で最低限必要な教材
次に、アロマテラピー検定1級を独学で合格するために必要な教材を紹介。
以下3点は、筆者が実際に購入したものです。
- アロマテラピー検定のテキスト1冊(¥2,640)*
- アロマテラピー検定の問題集1冊(¥1,430)*
- 香りテスト対策セット(¥3,565)*
*参考価格
アロマテラピー検定のテキストと問題集は各1冊ずつ。計2冊が必要です。
テキストは、章ごとにアロマの基本から法律まで分かりやすく解説しており、イラストも多いです。
章ごとに読みやすくまとめられているため、アロマが初めての方でもスラスラ進められますよ。
また、問題集は試験本番を想定した4択から選ぶ選択方式。
練習問題がまとめてあり、くり返し解くことができます。
また、解答ページでは解説も掲載。正しい知識の定着に繋がります。
この2冊は最低限必要な教材となるため、検定を見据えている方は早めに用意しておくことをおすすめします。
なお、テキストと問題集は、2020年6月 改訂版が最新です。
▼【アロマテラピー検定】公式テキストはこちら
▼【アロマテラピー検定】公式問題集はこちら
また、アロマテラピー検定では香りテストが必ずあります。
香りテストとは、実際に精油の香りを嗅いで解答する問題のこと。対象の中から選ばれた精油が試験日前に自宅に届き、試験当日に使用します。
1級では全17種類の精油が対象に。
香りテストの対策として、以下のような検定に対応したセットが販売されています。
Amazonなどのネットで購入できるため、アロマ初心者の方はあらかじめ対策しておくと安心です。(ちなみに筆者は Amazonで購入。)
▼【アロマテラピー検定1級】香りテスト対策セットはこちら
いきなり1級を受ける場合の注意点をチェック
ちなみに、いきなり1級を受ける場合の注意点は2つ。
- 1級の試験範囲は、2級の内容も出題される
- 1級合格した場合、2級も合格したことにはならない
①1級の試験範囲は、2級の内容も出題される
1級の試験範囲は、2級の内容も含みます。
▼1級の出題範囲
- 香りテスト(香りを嗅いで答える問題)
- アロマテラピーの基本
- きちんと知りたい、精油のこと
- アロマテラピーの安全性
- アロマテラピーを実践する
- アロマテラピーのメカニズム
- アロマテラピーとビューティ&ヘルスケア
- アロマテラピーの歴史をひもとく
- アロマテラピーに関する法律
- 精油のプロフィール(対象30種類)
2級では、アロマテラピーの基礎が多い印象ですが、1級では歴史や法律まで広く学びます。
1級のみの受験であっても、2級の内容も答えられるように準備しましょう。
②1級合格した場合、2級も合格したことにはならない
また、1級に合格したからと言って、2級に合格したことにはなりません。
1級のみを受験し、合格した場合は1級のみの資格取得ができます。
- 1級のみ合格:1級取得(2級取得×)
- 2級のみ合格:2級取得(1級取得×)
- 1・2級合格:1・2級取得
「両方の資格が欲しい!」という場合は、1・2級同時に受験できる併願もあるため、そちらがおすすめです。
【2023年版】アロマテラピー検定の日程・費用
▼日程
2023年5月14日(日)- 2023年11月5日(日)
▼費用
- 1級:¥6,600
- 2級:¥6,600
- 併願:¥13,200
直近のアロマテラピー検定試験は5月14日。(終了)
ただ、この試験日の申込はすでに終了しており、受付は次回以降になります。
次のアロマテラピー検定試験は11月。
8月上旬から申込受付が開始されるとのことなので、公式HPもチェックしてみてくださいね。
まとめ:【アロマテラピー検定1級】独学で1発合格できる!(次の検定日は11月5日)
以上、アロマテラピー検定1級を独学で受験した筆者の体験談を紹介しました。
最初は「独学で受験するのは難しそう…」と思って身構えていましたが、自分で勉強し始めた結果「意外といけるかも!」と思えるようになり、自信に繋がりました。
合格率も約90%と高いため、しっかり準備すれば独学でも十分合格を狙えますよ。
アロマの香りを暮らしに取り入れながら検定の勉強をすると、より楽しく飽きずに学んでいけると思います◎
一方で、もしも検定を受けるかどうか迷ったら、まずはテキストだけ目を通してみてもいいかも。
公式テキストは、アロマの基本がしっかり学べて読みやすいので、資格取得に関わらず手元に1冊持っておいて損はありませんよ。
これから検定を受けようか迷われている方の参考になれば嬉しいです。
応援しています!
▼公式テキストはこちら
▼問題集はこちら
▼香りテスト対策セットはこちら