アロマオイル(精油)の【効能・効果】一覧|悩みに合わせた香りを紹介
アロマオイル(精油)には、リラックス効果や集中力UPなど、様々な効果が期待できます。
しかし、精油の種類は約200種類以上。知識がないから選びにくい…という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、アロマオイルの効能・効果を5項目に厳選して紹介。おすすめの精油もまとめてお伝えします。
参考にしていただくことで、自分の悩みに合わせた精油を見つけやすくなりますよ。
アロマオイル(精油)にはどんな効果がある?
精油は、香りを通して心や身体にはたらきかけます。具体的な効能・効果について、以下5項目に分けて紹介していきます。
- 心にアプローチ
- 女性特有の悩みにアプローチ
- 身体にアプローチ
- 肌にアプローチ
- 抗菌・虫対策にアプローチ
それでは、順に見ていきましょう。
心にアプローチ
精油は、心にはたらきかけることで気持ちのコントロールがしやすくなります。ネガティブな感情に悩んだときは、こちらを参考にしてみてください。気持ちに寄り添うおすすめの精油も紹介します。
- 不安な気持ちを静める
- やる気スイッチをオン!
- 緊張をほぐす
- 集中力を高める
- 睡眠の質を高める
①不安な気持ちを静める
不安でいっぱいの時は、心にゆとりを与えるフランキンセンスを。不安に支配された心を解放し、気持ちの切り替えへと繋がります。
おすすめの精油
- フランキンセンス
- ラベンダー
- カモミール
②やる気スイッチをオン!
なかなかやる気が起きない…という場合は、気持ちを高めるローズマリーの香りを。頑張る背中を後押しします。
おすすめの精油
- ローズマリー
- レモングラス
- ジンジャー
③緊張をほぐす
過度に緊張している時は、呼吸も浅くなる傾向に。呼吸を安定させるラベンダーの香りで、緊張をほぐしていきましょう。
おすすめの精油
- ラベンダー
- マージョラム・スイート
- サンダルウッド
特にストレスからくる疲れや、緊張をゆるめるアロマはたくさんあります。筆者イチ押しのアイテムは、以下の記事で紹介しています。
④集中力を高める
集中力を高めたいときは、やる気を引き出すレモングラスを。仕事や勉強など、様々なシーンで活躍します。
おすすめの精油
- レモングラス
- フランキンセンス
- ローズマリー
(内部リンク)
⑤睡眠の質を高める
睡眠の質を上げたいときは、自律神経調節をサポートするマンダリンを。安心感を得られ、スムーズな睡眠へと誘います。
おすすめの精油
- マンダリン
- ラベンダー
- フランキンセンス
(内部リンク)
女性特有の悩みにアプローチ
生理や更年期など悩みを抱える方も多いはず。精油は、ホルモンバランスの乱れをサポートするはたらきも期待できます。香りを上手に活用して、無理なく乗り越えていきたいですね。
- 月経痛
- 月経前症候群(PMS)
- 妊活
- 更年期
①月経痛
月経痛は、子宮への血流減少により下腹部痛などが起こります。ラベンダーには、リラックス効果や鎮痛作用があり、血管をゆるやかにして痛みを和らげます。
おすすめの精油
- ラベンダー
- カモミール
- ジンジャー
②月経前症候群(PMS)
生理予定日の1週間前から現れるPMSには、ジャスミンを。心身をリラックスさせる「セロトニン」を分泌し、症状を和らげることから、精神的なコントロールが難しいときにおすすめです。
おすすめの精油
- ジャスミン
- グレープフルーツ
- ベルガモット
③妊活
妊活におすすめは、ゼラニウム。ホルモンバランスや自律神経の乱れを整え、女性らしさを積極的に引き出します。
おすすめの精油
- ゼラニウム
- ローズマリー
- イランイラン
④更年期
更年期は、女性ホルモンの分泌が低下し、心や身体に様々な症状が出やすい時期。アニスシードは、女性ホルモンに似た働きをするため、更年期による不調を予防してくれます。
おすすめの精油
- アニスシード
- ローズ
- ラベンダー
身体にアプローチ
精油は、身体の不調にもはたらきかけます。医薬品ではありませんが、「自然療法」という形ですこやかにサポートします。
- 風邪予防
- 鼻づまり
- 食欲不振
- 食欲コントロール
- 高血圧
- 低血圧
- 冷え
- 首・肩こり
①風邪予防
免疫力低下は、風邪やインフルエンザのリスクが高まるサイン。免疫を高めるユーカリで、日ごろから予防を心がけましょう。
おすすめの精油
- ユーカリ
- ティトゥリー
- レモン
②鼻づまり
花粉症や風邪などの鼻づまりには、ユーカリを。鼻の炎症を抑える作用や脳を活動的にさせる香りで、鼻も気分もスッキリクリアに導きます。
おすすめの精油
- ユーカリ
- ローズマリー
- レモン
③食欲不振
食欲が沸かないときは、食欲を高めるシナモンを。スパイシーな香りが胃の働きを活発にし、消化をサポートします。
おすすめの精油
- シナモン
- カルダモン
- ブラックペッパー
④食欲コントロール
つい食べ過ぎてしまったときは、ペパーミントを。消化を助け、胃もたれなどの不快感をやわらげます。
おすすめの精油
- ペパーミント
- グレープフルーツ
⑤高血圧
血圧が高めな方には、ラベンダーがおすすめ。血管を広げ、血液がゆっくり流れることで、血圧を下げる作用があります。
おすすめの精油
- ラベンダー
- カモミール
- レモン
⑥低血圧
血圧が低めな方には、ローズマリーがおすすめ。活動スイッチが入ることで頭も働きもよくなり、朝から活発に過ごせます。
おすすめの精油
- ローズマリー
- ペパーミント
⑦冷え
冷えにおすすめは、ジンジャー。加温作用で体をポカポカ温め、手足や内臓の冷え対策に最適です。
おすすめの精油
- ジンジャー
- ブラックペッパー
- フランキンセンス
⑧首・肩こり
首や肩こりには、ローズマリーがおすすめ。硬くなった筋肉を緩める作用があり、筋肉痛や首・肩こりにはたらきかけます。
おすすめの精油
- ローズマリー
- ラベンダー
- レモングラス
肌にアプローチ
精油は、肌悩みにも積極的にはたらきかけます。肌に塗る際は、必ずキャリアオイルで薄めてから使用しましょう。
- しみ・くすみ
- ニキビ・吹き出物
- 毛穴の詰まり・黒ずみ汚れ
①しみ・くすみ
しみやくすみが気になる方は、グレープフルーツを。主な原因である古い角層を取り除き、肌の透明感を底上げします。
おすすめの精油
- グレープフルーツ
- レモン
②ニキビ・吹き出物
ニキビや吹き出物には、ラベンダーがおすすめ。抗炎症作用でニキビによる炎症を落ち着かせ、回復をサポートします。
おすすめの精油
- ラベンダー
- レモン
- ティトゥリー
③毛穴の詰まり・黒ずみ汚れ
毛穴の汚れやざらつき対策には、サイプレスがおすすめ。過剰な皮脂分泌を抑え、毛穴を引き締める作用で、毛穴レスななめらか肌に導きます。
おすすめの精油
- サイプレス
- ローズマリー
- フランキンセンス
抗菌・虫対策にアプローチ
精油は、抗菌や虫除け効果も。キッチン周りや玄関などに取り入れることで、毎日を心地よく過ごせます。
- 部屋の空気清浄
- 排水口の匂い対策
- 虫よけ予防
①部屋の空気清浄
部屋の空気をキレイにしたいときは、レモングラスを。抗菌作用で空気をさっぱり浄化。爽やかな香りで気分転換にも繋がります。
おすすめの精油
- レモングラス
- グレープフルーツ
- ヒノキ
②排水口の匂い対策
排水口の気になる匂いには、ティトゥリーがおすすめ。高い抗菌作用で、菌が繁殖しやすい排水口の匂い対策に最適です。
おすすめの精油
- ティトゥリー
- ペパーミント
③虫よけ予防
虫よけにおすすめは、ペパーミント。虫が嫌いな香りのため、虫よけ対策にピッタリです。アルコール水に精油を垂らし、携帯用スプレーに詰めておくと外出先でも簡単に使えます。
おすすめの精油
- ペパーミント
- レモングラス
悩みに合わせてアロマオイル(精油)を選ぼう
精油は多くの種類があり、それぞれに特徴があります。
特徴を理解し、自分の悩みに合わせて精油を選べるようになると、くらしの豊かさもグッと広がります。
香りを味方につけ、自分が心地よく過ごせる毎日を目指していきたいですね。
これからアロマを使いたい!という方は、使用上の注意点を必ず確認しておきましょう。おうちでできる簡単な活用方法も以下で詳しく紹介しています。
また、人気のアロマブランドについては、体験談をもとに以下で詳しくまとめています。
アロマの効能・効果をもっと知りたい方におすすめの本
今回は精油の効能・効果を厳選してお伝えしましたが、さらに詳しく知りたい方は以下の本もおすすめ。
この本は、著者の小野江里子さんが、症状に合わせたおすすめの精油・レシピをまとめた一冊です。
157項目のセルフケアレシピは自分でできるようにポイントを押さえて分かりやすく解説。アロマ初心者も取り入れやすく、筆者もすぐに実践することができました。
「アロマでセルフケアをしてみたい!」という方はぜひチェックしてみてくださいね。
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また、アロマ初心者におすすめの本は、以下で詳しく紹介しています。